未経験からエンジニアに転職を考えていて、テックアカデミープロを検討しています。実際の評判や評価はどうなのでしょうか。
今回はこんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- TechAcademy Proの特徴
- TechAcademy Proの学習内容
- TechAcademy Proのデメリット
この記事の信頼性
この記事を書いている私は実際にプログラミングスクールに通い、未経験からプログラミングを学習しました。現在は副業の案件獲得を目標に、学習を進めています!
テックアカデミーはオンライン完結のプログラミングスクールとして、非常に人気の高いスクールの1つです。
様々な種類のコースがあるのが強みの1つですが、その中でも「TechAcademy Pro」は3ヶ月の短期集中で、学習と転職サポートをより充実させた内容となっています。
今回はエンジニアへの転職を直近で考えている人に向け、TechAcademy Proの内容や特徴を詳細に解説していきます。
約8分(5200文字)で読み終わりますので、是非最後までお付き合いください。
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目次
TechAcademy Proとは
基本情報
・名称:TechAcademy Pro
※過去は「Java転職支援コース」
・必要時間:300時間
・必要期間:12週間
・料金:298,000円(税抜)
・学習言語:Java
・サポート:パーソナルメンターによる学習支援
キャリアカウンセラーによる指導 など
・転職保証:全額返金制度(条件あり)
TechAcademy Proとは、未経験からIT企業への転職を目標としたエンジニア転職に特化したコースのことです。
従来のパーソナルメンターによる学習サポートはもちろん、キャリア・転職サポートも充実させ、未経験の方でも安心して学習を進められるようになっています。
万が一転職ができなかった場合には学費の全額返金が保証されるという、指導に自信がなければできないサービスもされていますね。
2つの転職サポート
テックアカデミー には、2つの転職サポートのコースがあります。
TechAcademy Pro
・学習から転職まで全てをサポートしたコース
・転職保証あり
・学習期間・料金・言語などは固定
TechAcademy キャリア
・通常コースの受講生なら誰でも受けられる転職支援
・キャリアのみを受講することはできない
・転職保証なし
・学習期間・料金・言語などは自由に選べる
キャリアとは、テックアカデミーの通常コースを受講した方なら誰でも受けられる転職サービスのことです。
自身の学習履歴や登録した職務経歴書などから、相性の良い求人を勝手にスカウトしてくれて、無駄のない活動をすることができます。
キャリアアドバイザーや返金保証といった手厚いサポートはないですが、転職エージェントとしては十分活用することができますね。
Proは、学習から転職までを全てサポートした一貫型のコースとなりますので、少し枠組みが異なります。
参考
テックアカデミーで転職を目標とする場合、以下2つのパターンになることを覚えておきましょう。
・通常コース+キャリア利用 → 転職へ
・TechAcademy Pro → 転職へ
TechAcademy Proの特徴
特徴としては、主に4点あります。
- 完全オンラインでの指導
- パーソナルメンター制度
- キャリアカウンセラーによる指導
- IT企業への転職保証
1つずつ紹介していきます。
完全オンラインでの指導
テックアカデミーでは、学習・転職サポートを全てオンライン完結で指導をしています。
コロナの影響もあり学習だけならネットで行うスクールも多いですが、転職指導全般もオンラインのみで全て行えるところは、そこまで多くはありません。
最近の転職の一次面接はオンラインで行うところも少なくないので、地方の方も安心して活用することができます。
テックアカデミー自体の特徴についてはこちらにまとめているので、全体像を知りたい方はこちらもご覧ください。
TechAcademy(テックアカデミー)の特徴は?【この4点を抑えれば大丈夫】
パーソナルメンター制度
こちらは通常コースと同様ですが、受講生には専属でパーソナルメンターが付き、最後まで学習サポートを行ってくれます。
メンターは全員が現役エンジニアで構成されており、まさに私たちが目標している仕事や技術に熟知した人々です。
分からないことの質問はもちろん、実情が中々分からない仕事・職業のことも気軽に相談できるのは、転職期間中非常に心強いですね。
具体的な指導内容は以下の通りです。
・週2回のビデオメンタリング
・チャットでの質問対応
・回数無制限の課題レビュー
メンターの詳しい指導内容はこちらにまとめましたので、気になる方はお読みください。
テックアカデミーのメンターはどんな人?サポート内容を詳しく解説します
キャリアカウンセラーによる指導
転職未経験者やIT業界未経験では、転職の流れや業界の常識的な知識などもよく分からないことが多いです。
こういったことはメンターと別にキャリアカウンセラーがつき、様々な転職サポート・アドバイスを行ってくれます。
内容は以下の通りです。
・自己分析のサポート
・相性の良い求人選択
・書類作成のサポート
・面接対策・日程調整
はっきり言って、煩わしいことはほとんどやってくれます笑。
自分でやると時間がかかることを任せることで、自己分析や履歴書作成・面接準備といった注力すべき部分に労力を回すことができますね。
IT企業への転職保証制度
TechAcademy Proでは、約10週間の学習プログラム修了後、6ヶ月間は内定が出るまで企業面談を実施します。
この期間で万が一内定が出なかった場合、受講料を全額返金すると約束しています。
ただし「受講生が面談をサボって内定が出なかった」などなら責任を追う必要はないですから、返金には条件が記載されています。
・条件:受講開始時に20〜32歳
・条件:東京のIT企業に勤務が可能
・条件:300時間以上の学習確保
・学習:メンタリングに全て出席
・学習:6週までにJavaコースの全課題終了
・学習:カリキュラムの全課題の合格
・転職:企業面接の無断欠席のない方
やや多いですが条件・時間を確保して学習に望めば、そこまで難しいものではないという印象です。
TechAcademy Proの学習スケジュール
具体的な学習スケジュールは以下の通りです。
- 学習基礎(1〜6週目)
- 学習応用(7〜10週目)
- 転職活動(11週目〜)
基礎編:Webアプリ開発
内容
・Javaの理解とスキル習得
・Servlet/JSPを使ったWebアプリ構築
・期間:6週間
・時間:160時間(週30時間程)
学習前半は、Webサービス開発で最も使われている「Java」言語の習得と、Webアプリケーション構築を目指します。
ここまでの学習・課題を6週間で終了することが目標です。
必要時間が160時間とされているので、単純計算で週30時間程度の学習は必須です。
応用編:自ら機能開発
内容
・Webアプリの開発・拡張
・パーソナルメンターが毎日レビュー
・期間:4週間
・時間:100時間(週25時間)
基礎で学習したスキルとWebサービスを元に、より複雑な機能設計と拡張を行っていきます。
ここからは教科書的なものはなく、自らアイデアを出して開発していくことになります。
もちろん開発したものはパーソナルメンターが日々レビューを行ってくれますが、基本は自分の力で実装を行いますので、エンジニアの仕事に近い能力を養っていきますね。
転職活動
内容
・キャリアカウンセラーによる指導
・書類作成・面接対策の練習
・企業との面接日程の調整
・期間:2週間〜6ヶ月
学習期間にも転職の準備は進めるのですが、本格的には一通り学習が終わる10週目以降から始まります。
転職に必要な期間は人や環境によって変わるため一概には言えませんが、企業が決まるまでサポートは続きます。
参考
転職にかかる期間は通常2,3ヶ月と言われていますが、スクールのサポートの場合は求人が安定しているため、1,2ヶ月で終わる方が多いです。上に書いてある2週間というのも全然可能な数字ですよ。
TechAcademy Proの申込内容詳細
TechAcademy Proの申込に当たって、初めに検討しておくべき詳細内容をお伝えします。
通常のコースや他のスクールと大きく異なる部分もありますので、注意してください。
料金について
料金は298,000円で、これ以上かかることはありません。
返金の場合は、これが全額返ってくることとなります。転職サポートを充実させたコースとしては、他社を含めてかなり低価格な部類となりますね。
割引について
テックアカデミーには割引制度がいくつかあります。他の割引との併用はできないパターンが多いですが、安い買い物ではないですので、利用できるならば積極的に使っていきましょう。
先割
テックアカデミーのコースは開催する時期が決まっているのですが、1ヶ月以上開始が先の開催期に申込をすると「先割」といって受講料を8%(23,840円)割引できます。
トモ割
知り合いと一緒に申込をすると、それぞれに1万円割引が適用されます。
申込フォーマットで記入する必要があるので注意してください。なお別のコースの申込でも適用されます。
期間限定キャンペーン
主に長期休み期間ですが、期間限定のキャンペーンは定期開催しています。
内容や金額が異なりますので、利用したいものがあればタイミングを逃さず申込をするようにしましょう。
期間について
期間は12週間で、変更することはできません。
もちろんカリキュラムが早く終了するのは全く構いませんが、通常コースのように期間を選択して自分のペースで学習することはできませんので注意してください。
また繰り返しですが、転職期間は人により大きくズレることもあるので、あくまで12週間は最短の期間と考えてください。
学習時間について
学習時間は300時間が最低限の目安となっています。
こちらを12週間でやり切りますので、正直かなりハードなカリキュラムです。
単純計算で週25時間・1日2時間ほどの時間捻出は必要であり、特に初めの6週間の基礎学習期間はより短期集中を意識したプランになっています。
仕事や学業と両立する場合には、本当に時間確保ができるのかをしっかりと判断してから申込するようにしてください。
パソコンについて
「Macを買った方がいいですか」という質問はよくありますが、スクールとしても私個人としてもWindowsでも全然大丈夫という意見です。
もちろんMacの方が転職後使う機会が多い・エンジニアは使いやすいなどはありますが、初学者の学習としてはノートパソコンさえ手元にあれば問題ないと思います。
一応ですが、推奨スペックを書いておきます。
・サイズ:13型
・メモリ:4GB以上
・ストレージ:128GB以上
・カメラ、マイクが使用可能
TechAcademy Proのデメリット
今までの解説から見える、TechAcademy Proのデメリットについても3点上げておきます。
もしこの点がかなり気になるのであれば、「通常コース+キャリア」の選択をするか、他社のサービスも検討した方が良いかもしれません。
転職先が東京のみ
TechAcademy Proの転職先は東京に決まっています。
地方の方もサポートを受けることはできますが、就職先は東京になりますので注意してください。
言語がJavaのみ
プログラミング言語はJavaのみになります。
もちろん世界で最も使われている言語ではあるのですが、学習難易度はやや高めで初学者だとやや挫折しやすい言語です。
未経験者にはRubyやPHPの方がとっつきやすいですし転職でも困ることはないと思うのですが、なぜサポートをJavaのみにしているのかはよく分かりません笑。
ポートフォリオ作成がない
応用学習では自分のアイデアを使って開発を行いますが、あくまで出来上がっているものへの拡張のため、自身の作品を作るという訳ではありません。
転職のアピールで有効なポートフォリオがカリキュラムにないのは、やや心配が残ります。
TechAcademy Proに合う・合わない人
最後にTechAcademy Proのカリキュラムに合う人・合わない人をまとめました。
検討する際には、是非参考にしてください。
Proに合う人
- 短期で転職を成功させたい人
- オンライン完結で実施したい人
- 東京での転職を希望している人
Proに合わない人
- Java以外の言語を学びたい人
- 週平均30時間を捻出できない人
- 東京以外での就職を希望する人
まとめ:無料のキャリア相談を
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
現在TechAcademy Proでは、無料のカウンセリングを実施しています。
実際にメンターをしている現役エンジニアと、学習や転職についてなど何でも聞ける機会となっています。
もちろんカリキュラムに関すること以外も質問可能ですので、少しでも検討をされている方はまずは参加をしてみてください。
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