学習法

【これを使おう!】おすすめ英熟語帳・参考書5選を紹介

英熟語帳を買いたいけれど、何を選べばいいのかわからない。

今回はこんな悩みを解説します。

 

この記事の内容

  • 熟語学習の前に必要なこと
  • 覚える英熟語の種類とは
  • 英熟語帳 トップ5紹介

 

英熟語帳は種類がそこまで多くないですし、1冊やれば十分ですので選択はあまり難しくありません。

 

しかし熟語の勉強に多くの時間はかけられないので、より効率的な方法を選びたいものです。

 

今回は私が自信を持っておすすめできる英熟語帳を、ランキング形式で紹介します。

 

各書籍の特徴も合わせてお伝えするので、決める際の参考にしてほしいと思います。

 

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熟語に入る前の準備

 

英語の勉強を始めるときに「まずは熟語から」という人はいないでしょう。

 

効率的な勉強には、準備や順序も重要な要素になりますね。

 

まずは、熟語の勉強に入る前に知っておいてほしい知識・考え方をお伝えします。

 

 

基本単語・文法が終了してから

王道の順序は、単語・文法が一通り終わってからです。

 

熟語は「動詞+前置詞」という組み合わせが多いため、文法知識があると構造的に理解が進みます。

 

また熟語も基本的には暗記学習のため、英単語の勉強をある程度やっておくと抵抗なく学習ができると思いますよ。

 

参考

とは言え、そこまで高いレベル必要ではありません。2つとも共通テストレベルがあれば、熟語の学習に入るのは十分可能です。

 

英熟語帳は1冊準備すべき

おすすめ紹介をしているのですから、そりゃそうですね笑。

 

よくある質問で「文法書のイディオムをやれば十分ですか」というのがあります。

 

できなくはないですが目的が演習用に作られているため、解説の薄さ(せいぜい1,2行)と問題数(最頻出の300問程度)の少なさが気になります。

 

熟語帳では動詞・前置詞の核のイメージなど覚えやすい工夫がたくさんあるので、手元にあった方が学習は捗ると思います。

 

参考

単語や文法と違い、熟語帳は1冊で十分です。むしろ時間の無駄になるので2冊は使わないようにしましょう。

 

 

英熟語の種類 3つ

学ぶべき熟語数は1000個ほどです。これは大きく3つに分けることができます。

①動詞+前置詞

②口語表現・成句

③ことわざ・慣用句

それぞれ例を上げて見ていきます。

 

①動詞+前置詞・名詞〜

例)

・come to~

・put up with~

・take care of~

 

一番の頻出で、全体の7割を占めます。

 

組み合わさる前置詞によって全く意味が変わったり、似たような形・表現が多かったりと、例年学習者の頭を悩ませてきました。

 

口語表現などに比べ、基本動詞や前置詞の核のイメージから意味を連想できることが多いです。

 

暗記一辺倒にならないよう、工夫して取り組みましょう。

 

まとめて句動詞と呼ばれたり、語法として扱うものもあります。明確な区切りはないので、あまり神経質に分類する必要は無いです。

 

②口語表現・成句

例)

・So far, so good.(今のところ順調だ)

・After you.(お先にどうぞ)

・by and large(大体のところ)

 

日常でよく使われるこのような表現は、リスニングや会話問題での出題が多くなってきました。

 

言葉なのでどうしても文化的背景が大きいですが、文法的に全く説明できない訳ではないので、これも理解とイメージを大切に持ちましょう。

 

参考

After youはI will go after you.の省略です。直訳で「(私は)あなたの後に行きます」で、日本語の「(あなたが)お先にどうぞ」と主格が逆ですから、知らないと流石に使えないですよね。

 

③ことわざ・慣用句

例)

・A word is enough to the wise.

・It's a piece of cake.

 

日本語のことわざもそうですがとんどが比喩表現のため、直訳すると「何で急にケーキ出てきたの」と頭に???が並びます。

 

入試で頻出という訳ではないですが、知らないと出たときに全く対応ができないため、基本的な言葉は押さえておきましょう。

 

参考

例の英語は、日本語にすると以下の通りです。

・一を聞いて十を知る(賢い人は理解が早いという意)

・そんなの朝飯前だよ!(簡単なこと、楽勝という意)

 

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おすすめ参考書 トップ5

それでは、おすすめ英熟語帳をランキング形式で発表していきます。

 

とは言え私の主観的な順番ですので、選ぶ際には自分で比較してほしいと思います。

 

 

5位 英熟語Always1001


【基本情報】

 出版社:河合出版

 出版年:2004年

 

特徴

左に英語・右に日本語というシンプルな構成で、無駄を一切排除した仕様になっています。

 

口語表現や構文も多く載っていて、一冊でかなりの網羅性があります。

 

文法的な解説がやや薄い・CDなどの音源がない、の2点が少し気になるところです。

 

例文も易しめで使いやすいため、使う場合はこれを徹底的に音読してもらいますね。

 

 

4位 システム英熟語


【基本情報】

 出版社:駿台文庫

 出版年:2019年

 著者 :霜康司、刀祢雅彦

 

特徴

英単語の姉妹書ですが構成は変わっており、カテゴリーやフレーズごとに熟語をまとめて覚える形式です。

 

1500語と掲載数は多いですが基礎的な表現も多く入れているため、レベル感は他とあまり変わらない印象です。

 

少しレイアウトに癖があるので、多少好き嫌いが分かれると思います。

 

 

3位 英熟語ターゲット1000



【基本情報】

 出版社:旺文社

 出版年:2012年

 

特徴

有名なターゲットシリーズ。単語帳と揃えて使う人も多いです。

 

見やすさ・覚えやすさの点ではやはり一番だと思います。徹底的に学習者目線に立った参考書ですね。

 

もちろんシンプルさ故に解説は必要最低限ですが、暗記重視でガリガリやりたいならばこれで十分でしょう。

 

参考

単語シリーズが全て2020年に改定されたのに、熟語がされないのが多少気になっています。

 

2位 解体英熟語


【基本情報】 

 出版社:Z会出版

 出版年:2012年

 著者 :風早寛

 

特徴

他参考書と段違いの語彙レベル・解説量を誇ります。

最難関大志望者以外は手をつけなくていいですし、夏前から取り組まないと消化不良になり挫折した人も多いです。

 

しかし解説の質は高く、しっかり解説を読み込めばほとんどの熟語の構成は理解できます。

 

代わりになる書籍は今のところ無いですので、特に早慶上智などで熟語力でライバルに差をつけたいならば挑戦してみましょう。

 

参考

使う場合は、カード型の方が見やすくコンパクトでおすすめです。

 

 

1位 速読英熟語


【基本情報】

 出版社:Z会出版

 出版年:2000年

 著者 :岡田賢三

 

特徴

「速読×熟語」という、どちらかと言えばマイナー分野2つを融合させた画期的な書籍。

 

時間がない人でも速読の勉強をしながら学べる点が、とにかく効率が良すぎます。

 

もちろん「英熟語帳」単体としてはもっと優れたものもありますが、この形式の利点だけでも試す価値はあると思います。

 

人に熟語帳を進める場合まずこれを試して、合わなければ他を勧めるようにしています。

 

参考

中身の英文の質・量、掲載熟語のレベルや解説も非常に整っています。他にもう1冊やらないといけないなんてことは無いですね。

 

 

まとめ

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

英熟語帳は、数が少ない分それぞれの特徴がかなりハッキリしています。

 

今までの学習から自分と相性の良い形式は分かると思うので、あまり時間をかけず選択してほしいと思います。

 

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