プログラミングスクールでテックアカデミーを検討しているけれど、挫折したという声をネットで時々見ます。実際のところどうなのでしょうか。
今回はこんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- テックアカデミーの挫折率
- テックアカデミーの挫折理由
- 挫折理由の解決方法
この記事の信頼性
この記事を書いている私は実際にプログラミングスクールに通い、未経験からプログラミングを学習しました。現在は副業の案件獲得を目標に、学習を進めています!
近年IT関係への転職や副業のため、プログラミングスクールを検討する方が多くなっています。
その中でもテックアカデミーは、オンライン完結型のスクールとして高い人気のある1つです。
ただネットでは「挫折をした」という体験談も時々見かけるため、実際に続けられるのか心配という方も多いのではないでしょうか。
今回は数々のスクールを比較検討してきた経験を踏まえ、テックアカデミーの挫折理由やその解決方法などをお伝えします。
約7分(3800文字)で読み終わりますので、是非最後までお付き合いください。
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目次
テックアカデミーの挫折率は
まず結論からですが、テックアカデミーの挫折率は他社と比べてやや高めと言えるでしょう。
もちろんプログラミングスクールの大手という理由も大きいですが、検索履歴やSNSの情報などを比較しても、挫折についての情報がやや目立つというのが個人的な印象です。
ただこれにはスクールとしての構造的な問題も含まれているので、まずはこちらを説明します。
オンライン学習の弊害
テックアカデミーは、全てのサポートをオンライン完結で行っています。
当たり前ですが通学型のスクールの方が、途中挫折したと言う声は少ないと感じます。
メンターによる学習サポートは様々な面で保証されていますが、教室のようなリアルの学習環境が用意されているわけではありません。
この部分を重要視したいと言うのであれば、料金は高くなりますが通学型を検討するもの一つの手でしょう。
独学の挫折率は9割超え
そもそもの話ですが、プログラミング学習の独学の挫折率は9割を超えると言われており、学習そのものの難度が高いです。
主な理由としては以下の3点です。
・何をどのように勉強すべきか分からない
・エラー解決を一人でできない
・数ヶ月のモチベーションが続かない
これらの状況を避けるために、スクールやWebサービスを使うのは常套手段です。
ただしサービスに求めることは人によって変わりますので、自分が挫折しないために何が必要なのかは明確にしておきましょう。
テックアカデミーでの挫折理由は
カリキュラムやSNSを見ていると、テックアカデミーでの挫折理由は主に3つに分かれます。それがこちらです。
- 十分な時間が取れていない
- カリキュラムがやや難しめ
- スクールに頼り切った姿勢
それぞれの詳しい理由と、その改善方法をお伝えします。
①十分な時間が取れていない
1つ目は「時間」です。当たり前ですが未経験からプログラミングの習得するためには、それなりの時間を要します。
これについては「明らかなプランの選択ミス」と「思った以上に時間が取れなかった」という声が目立ちます。
・学習プランの選択ミス
テックアカデミーでは、入学時に「4週・8週・12週・16週」の中から学習期間を自分で選択します(学習内容に違いはありません)。
期間が長いほど費用がかかるのでなるべく短いものを選びがちですが、社会人ならば少なくとも「12週間」は必須と考えています。
参考 どのコース・プランでも未経験者であれば160時間は必要とされており、12週間プランでも単純計算で「週15時間・1日2時間」ほど取ることになりますね。
初めはできる!と考えていても後々継続が厳しくなりますので、余裕を持った選択をおすすめします。
予定通りに時間を取れない
決めた学習期間を元に計画を立てたとしても、仕事や学業・生活との両立でズレが出ることがほとんどです。
初めにギチギチの計画にしてしまうと崩れた時にモチベーションが下がりますし、また立て直す必要もあります。
参考
読書とか英語学習とかも初めは続くのですが、一旦止まるともう一度気持ちを作るのが難しいですよね(私だけでしょうか笑?)。
1日の勉強時間はしっかり確保しつつも、出来ないことも見越して週間単位での調整ができる余裕を持つようにしましょう。
200時間を見積もる
ネットには必要時間が160時間と明記されていますが、未経験者であればこれはあくまで最低時間です。
コース選択にもよりますが、私個人としては少なくとも200時間は見積もった方が良いと感じます。
一番最後のカリキュラムは「オリジナルサービスの開発」であり、時間さえあればいくらでも改善・相談ができますし、2つ目を制作するという方もいます。
時間が余って困ったなんてことはありえないですから、初めから時間が多くかかることを見越して考えるのが無難です。
②カリキュラムがやや難しめ
教材が少し難しめという声もよくありますが、実際これはその通りだと感じます。
もちろん時間と自己理解を深めていけば進めることは可能ですが、人によっては未経験者だとかなり厳しく感じる方もいらっしゃいます。
課題と後半で難度が上がる
課題とは自分でコードを完成させるアウトプット演習のことで、各Lessonの最後に設置されています。
そもそも形式がインプット学習より頭を使うものですが、「習った知識をどこでどのように使えば良いのか分からない」というのが、初めの大きな悩みとなります。
また当たり前ですが、カリキュラム内容自体は後半に行くにつれて難しくなっており、それにつれて課題の難度ももちろん上がります。
後半戦は学習開始から時間も経ちモチベーションが不安定な時期になりますので、この辺りが一つ乗り越えなくてはいけない壁となるでしょう。
ついていくための方法論
「教材が難しい」とだけ伝えても何の解決にもなりませんから、具体的な解決方法をお伝えしておきます。
事前に動画で学習
無料コンテンツならば、こちらがおすすめです。
・はじめてのHTML入門講座(24本)
・はじめてのCSS入門講座(34本)
これはテックアカデミー公式youtubeの動画ですが、無料で公開していいの?というくらい有益なんですよ笑。
もちろん入学後も同内容は学習するので完璧にする必要はありませんが、ざっと見ておくだけでも参考になります。
有料であれば「progate」が有名ですね。受講者も多いので、疑問点があったとしてもネットで検索して解決することもできます。
躊躇なく質問しまくる
テックアカデミーでは質問はチャットで気軽にできますから、分からない点はどんな小さなことでも質問する癖をつけてください。
参考
私の感覚として、初学者であれば1時間勉強したら1つ以上疑問点が出てくるはずです。
質問に躊躇してしまうこともありますが、学習開始30時間くらいまでは疑問点は調べるより聞いた方が絶対に早く解決しますよ。
③スクールに頼り切った姿勢
これは完全に受講生側の問題ですね笑。
私も含めて挫折した人で、自分の学習姿勢を反省している人は非常に多いです。
スクールの仕事はサポート
一番ダメな点は「スクールが何でもやってくれる」という甘い心構えでしょう。
予備校に入れば必ず志望校に合格できるわけではないのと一緒で、スクールに入ったからと言ってプログラミングが出来るようになることはありません。
むしろ学んだことを活かして、どれだけ自分で手を動かしサービスを作ったかが重要な鍵です。
払った費用は能力・成果との等価交換ではなく、努力するための環境との交換です。スクールは自分の努力をサポートする立場ということを忘れてはいけません。
考える力を身に付ける
これはテックアカデミーが大事にしていることですが、学習で重要なことは「自ら考える力を身に付けること」です。
教材の若干の難しさやチャットでの質問方法などは、むしろこの考えに則っていると思っています。
プロであっても開発の際には「全体像を把握する・考える・調べる・エラーを検証する」など、日々try & errorの繰り返しです。
学習中に詰まる経験はこれから何度でもありますが、今後の仕事を踏まえた「自身で壁を乗り越えるための訓練」と言っても過言ではありません。
全ては自分自身の努力
これはプログラミング学習に限った話ではありませんが、成果の出せる・出せないは結局全て自分次第です。
一時的なモチベーションで進めるのではなく、学習に目的意識を持って行動をし続けられるかどうかが重要です。
極論ですが覚悟を持って学習に取り組むのであれば、どんなスクール・サービスを使っても結果は出せると思います。
今一度「プログラミングを学ぶ目的」を明確にし、この決断が今必要なのかを決断しましょう。
まとめ:覚悟を決めて次の一歩を
今回はテックアカデミーでの挫折率は高いのかという観点でお話をしました。
・十分な時間が取れていない
・カリキュラムがやや難しめ
・スクールに頼り切った姿勢
この3つが原因とお伝えしましたが、全てはマインドセットと仕組みで解決できると思っています。
心配な方は、無料で1週間の体験や実際のメンターとのカウンセリングもできますので、覚悟が決まらない方は是非受けてみてください。
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