テックキャンプって他のスクールと比べて高いと感じるけれど、それに見合った成果は得られるのですか?高い理由を知りたいです。
今回はこんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- 高い価格設定の理由
- 一番大事にしていること
- 少しでも安く入る方法
この記事の信頼性
この記事を書いている私は実際にTECH CAMPに通い、未経験からプログラミングを学習しました。現在は副業の案件獲得を目標に、学習を進めています!
テックキャンプの費用は、プログラミングスクールの中では高額な部類に入ります。
これは他社と比較しても分かりますし、実際に会社としてもやや高めであることはHP上ではっきり伝えています。
しかしただ利益を得たいから高くしているという訳ではなく、価格設定は当然根拠を持ったものになっています。
今回はテックキャンプはなぜこの金額になっているのかを、その根本的な理由からお話ししていきます。
約6分(3800文字)で読み終わりますので、是非最後までお付き合いください。
目次
テックキャンプ学費を他社比較
まずは、テックキャンプの学費と他社を比較してみます。
コースによって金額は変わりますが、1番のメインである「転職サポート付き」の内容で比べてみました。
※なお無料スクールや格安スクールは、サービスの質が大きく異なるため今回は除外しています。
・DMM WEBCAMP :628,000円(3ヶ月)
・TECH CAMP :618,000円(10週間)
・DIVE INTO CODE:588,910円(4ヶ月)
・CODE CAMP :478,000円(4ヶ月)
・POTEPAN CAMP:300,000円(4ヶ月)
・TECH ACADEMY:298,000円(12週間)
・侍エンジニア塾 :285,800円(8週間)
もちろん教育内容・学習期間には各社バラツキがあり正確な比較をすることはできません。
しかし主要プログラミングスクールの価格を見ると、テックキャンプが高い方になることは分かります。
参考
スクールの相場としては、転職ありで30〜40万・転職なしで15〜25万程度が一般的と感じます。
テックキャンクの他コースを含めた料金についてはこちらにまとめましたので、まだ概要を把握していない方はご覧ください。
テックキャンプの料金は?全コースの費用・割引情報を詳しく紹介します
この価格設定の根本的な理由
安めの世界一周旅行にでも行けそうなこの価格設定には、もちろんちゃんとした理由が存在します。
無闇に利益を求めるのは顧客の信頼を下げますし、何より同業他社が同じようなサービスで低価格に参入した場合、簡単に負けてしまいます。
参考
経営学上では商品価値に見合わない価格設定は、長期的に見ると間違いなく会社にとって損になりますので絶対に選択しません。
この金額の大きな理由は、テックキャンプの教育ポリシーにあります。
挫折させない環境作り
そのポリシーとは「どんな人でも絶対にプログラミング学習で挫折させない」ことです。
実際プログラミング学習は、独学の約90%が途中で挫折をしているというデータがあります。またスクールに通っても初めの30〜40時間までの期間が一番辛く、せっかく覚悟を決めて通い始めても途中でフェードアウトしてしまう人も多いです。
こういった人を1名でも減らすため、テックキャンプでは時間・費用を割いて様々な手段を講じています。
挫折の要因や解決法についてはこちらで解説しています。よければご覧ください。
テックキャンプで挫折する人は多い・少ない?【受講生が真相を語ります】
環境作りのための費用
挫折しない環境作りで明らかに力を入れている=テックキャンプが大事にしているのが「人・メンター」と「場所・教室」の存在です。
もちろんその他の教材開発等にも注力は当然していますが、他社と明らかに違う点ではこの2つでしょう。
参考
経営的には「人件費・物件費」とか言われますが、本来経営者としてはこの2つはある程度下げる努力をしなければいけません。
「人」にお金をかける理由
運営会社である株式会社divは、現在社員600名を超える規模になっており、スクール運営のほとんどを自社の正社員で行っています。
エンジニアや優秀な大学生をバイトで雇い、受講生の質問応対をしてもらうということは基本やっていません。
昔は大学生のインターン生が多くいる体制でしたが、ここ数年で運営方針がかなり変わってきていますね。
社員の教育者としての育成
他スクールでよく聞くのが、「メンターのエンジニアスキルは優秀だが、コミュニケーション力・コーチング力としては微妙だった」という点です。
参考
もちろんITスキルはあるに越した事はないですが、技術力=教育力というわけではないです。学校の先生に稀にいますが「なんで皆さんが理解できないのかが理解できません!」に近いかもしれませんね笑。
前職が優れたエンジニアだったとしても、教育者としては未経験ということはあります。
テックキャンプでは採用時から教育事業や会社理念に共感がある人のみを厳選し、その後もコーチングスキル・メンター試験・オンライン対応力など様々な研修を行っています。
当然社員育成には人件費がかかりますが、全員が同じ軸・スキルを持つことで指導力のバラツキを無くすことができています。
体験談
ちょっと上から目線になりますが、実際指導を受けていても基本的なコミュニケーション力やコーチングスキルは、他と比較して高いレベルだったと感じます。
多種多様なスタッフの属性
質問対応のメンターは教室ではもちろん対面ですが、オンラインの質問でも基本的にビデオ通話で対応をします。
体験談
仕事終わりの混雑する時間帯は多くの受講生が質問をしていますが、私自身の経験で対応に5分以上待ったことはなく、相当人員を割いていると感じました。
またテックキャンプには質問対応のメンターだけではなく、指導内容に合わせた専属のスタッフが数多くいます。
学習進捗には「ライフコーチ」・転職支援には「キャリアアドバイザー」と、内容ごとのプロを配置し、挫折の要因になるものはどんな小さなものでも排除しようというとしているのが分かりますね。
テックキャンプのスタッフの属性や役割については、こちらにまとめてあります。
テックキャンプのメンター・ライフコーチはどんな人?体験談をお伝えします
「教室」にお金をかける理由
物件費は本当に大きな経費ですし、途中で家賃を変えるなんて無理ですから個人の努力でコントロールできない固定費です。
私自身教室を運営したことがあったのですが、売上に対する物件費の割合には毎月辟易としていました。
ここに費用をかけているだけでも、教室の存在を会社が重要視するポイントであるという現れですね。
「教室」は最強の環境
勉強において教室があるというのは、この現代でも最高の学習環境だと考えています。
人間は環境に大きく依存する生き物です。単純に「周りに同じように努力する仲間がいる」「スタッフが近くにいる」というのは、学習意欲に大きく関わります。
また登校の習慣がそのまま学習習慣へと繋がり、勉強量自体の向上にも期待できますね。
もちろん登校に時間がかかるといったデメリットもありますが、それを補って余りあるメリットが間違いなく存在しています。
全国に14箇所の拠点
テックキャンプでは現在東京・名古屋・大阪・福岡に、全14箇所の教室拠点を持っています。
もちろんオンラインでも学習は可能ですが、これだけ全国に教室を持っているスクールは他にはないでしょう。
日本全国を網羅をするのはなかなか難しいためどんな人でも通える訳ではないですが、より多くの人に教室を利用してもらいたいという意図は感じますね。
教室の場所や用途はこちらにまとめてあります。コースによって使う教室が変わりますので注意してください。
テックキャンプの全14教室を紹介 4ヵ所ある渋谷校など用途・時間に注意
学費が自分に見合うのか検討
ここまでお話しした通り、テックキャンプの学費が高い理由は「受講生を絶対挫折させない環境作り」のためであり、その大きな要因は「人の育成と教室」にあります。
逆に言うとこの部分にあまり恩恵を受けないのであれば、費用は割高に感じてしまうかもしれませんし、実際必要ないかもしれません。
しかし繰り返しですが、これは挫折させない環境整備への投資です。
「私は絶対に続けられる自信があります!」という言える人は少ないでしょうから、誰でも金額と比較をして一考する価値はあると思いますよ。
割引の方法も多数あり
テックキャンプでは、入学時に学費の割引キャンペーンを多数行っています。
参考:【使わないと損】テックキャンプの学費割引一覧〜最も安い申込方法を伝授
現在期間限定で、申込するだけで30,000円の割引を行っています。8月16日(日)が締め切りとなりますので、すでに検討している方はお急ぎください。
また一番簡単な割引の方法が、無料カウンセリングへの参加です。
このカウンセリング参加後にテックキャンプの受講申込を行うと、受講料の10,000円OFFを受けることができます。
体験談
学習内容・コースについて、プログラミング・仕事について、費用の件など、自分が疑問に思っていることは全て聞くことができました。無理な勧誘もなく、逆にプログラミングやコースに対する理解を深められましたね。
迷っている方は話を聞くだけでも価値があると思うので、是非参加してみてください。
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