テックキャンプの「プログラミング教養」に興味があるけど、具体的な内容がよく分からない。将来や自分のスキルアップにどれだけ生かせるか知りたいです。
今回はこんな悩みを解決します。
この記事の内容
- 教養コースの特徴
- 実際にかかる料金
- 学習内容の詳細
- コースのデメリット
この記事の信頼性
この記事を書いている私は、実際に「テックキャンプ プログラミング教養」に通い未経験から学習しました。現在は副業の案件獲得を目標に、学習を進めています!
未経験からプログラミングをマスターできるスクールとして、メディアでも取り上げられる機会が多くなったテックキャンプ。
その中でもプログラミング教養は、短期かつリーズナブルにプログラミングの基礎を学べるコースとして、とても人気があります。
今回はこのプログラミング教養コースの概要を、実際に通った感想や体験談も踏まえて詳しくお伝えしていきます。
この記事を読んでいただければ、実際に通ってみたときの状況が詳しくわかりますよ。
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目次
テックキャンプ プログラミング教養とは
テックキャンプとは、テクノロジー人材の育成を目標とし、実践で使えるプログラミングスキルの習得を重視しているプログラミングスクールです。
最近では社長自らによるyoutube「マコなり社長」も非常に有名ですね。
(堀江貴文さんとの対談動画)
3種類の学習コース
TECH CAMPには、学習目的に合わせて3つのコースがあります。
- TECH CAMP プログラミング教養
- TECH CAMP エンジニア転職
- TECH CAMP デザイナー転職
その中でも「TECH CAMP プログラミング教養」は、未経験からでもオリジナルのWEBサービス開発をできることを目的としたコースです。
私は文字通りゼロからの学習でしたが、プログラミングの基礎をスムーズに学ぶことができ、本業のスキルアップと副業への準備ができたと思います。
注意ポイント 2020年より、コース名称・内容が大幅変更されました。 ・旧:【TECH::CAMP】 →TECH CAMP プログラミング教養 ・旧:【TECH::EXPERT】エンジニアクラス →TECH CAMP エンジニア転職 ・旧:【TECH::EXPERT】デザイナークラス →TECH CAMP デザイナー転職 ※ また2020年5月からカリキュラムの改訂もありましたので、過去の体験者の話を聞く際には注意してください。
テックキャンプ プログラミング教養の基本情報
・学習形式:自己学習形式
・校舎利用:東京4校、名古屋1校、大阪1校
・学費料金:入会費用198,000円
月額費用19,800円(初月無料)
・学習時間:約300時間(週10時間は必須)
・学習期間:平均3〜6ヶ月
・学習支援:メンターによる質問対応・学習計画支援
・オンライン対応:学習・質問ともに全日可能
・就職支援:基本的にはなし
・年齢制限:なし
私の考える「TECHCAMP プログラミング教養」の大きな特徴は以下の4つです。
- 自己学習形式
- メンターによるサポート
- 校舎での学習ができる
- いつでも質問可能
特徴①:アウトプット重視の自己学習形式
テックキャンプでは、講師による講義や映像授業・教科書があるわけではなく、ウェブ上のオリジナルコンテンツを使い自分でカリキュラムを進める形式です。
開始したときは分からないことが多すぎて挫折しかけましたが、自分で考え・手を動かす時間が多くあったのは、後々の能力アップに大きく役立ったと思います。
プログラミングスクールには、大きく
自己学習型・講義指導型・映像学習型
の形式がありますが、実際に自分で作る時間がカリキュラムに入っているかは、選択時の重要ポイントでしょう。
投稿者の体験談
特徴②:メンターによる細かい学習サポート
入会をすると、学習者に専属のパーソナルメンターが1名付きます。
週1回は必ず個別面談を実施(30分程度)し、学習内容や計画の確認を一緒にしてくれます。
私は人と約束をしないと目標が達成できないタイプだったので、週間でやることを明確に決めて報告をしていました。
一緒に勉強する人が周りにいなかったため、このようなサポーターがいるのは助かりましたね。
投稿者の体験談
私は渋谷校に通っていましたが、メンターは男女比8:2くらいで、20代後半が多い印象でした。
またほとんどが転職経験者で、前職のバラエティが豊富で単純に話をしていて面白かったです笑。
特徴③:校舎に登校して学習が可能
学習できる校舎は
の6校あり、どこでも自由に使うことができます。
通うことができるかは仕事・自宅の場所によると思いますが、できれば週1でも通った方が絶対に良いです。
教室の利用は平日16〜22時、土日祝日13〜-19時なので、仕事帰りや休日でも十分活用ができます。
投稿者の体験談
実際TECH CAMPを選んで一番良かったと感じたのはこのポイントでした。
仕事後に自宅で集中して勉強できるとは思えなかったので、週3は必ず行くと覚悟を決めやり切りました。
特徴④:いつでも質問ができる環境
プログラミング学習中は、コードエラーや自分で解決できない問題が山ほど出てきます。
挫折のダントツの理由が「一人でエラー解決ができない」にある通り、質問をして疑問解消できる環境は最も重要です。
校舎にいるときはもちろんですが、オンラインでも全日13〜22時で対応しています。
自分が見ている画面を共有しながらビデオ通話で質問ができたため、オンラインでもスムーズに解決することができました。
質問に時間・回数制限があったり別途料金がかかるサービスは、想像以上に学習効率が下がるので、個人的にはやめておいた方がいいと感じます。
投稿者の体験談
通う前に「質問できるかどうかは一番重要」というのをネットで見ていましたが、本当にその通りでした。校舎・オンラインどちらも、5分以上待たされる・解決できないということもなかったです。
テックキャンプ プログラミング教養の料金
学習にかかる費用は以下の2つです。
①入会費用 198,000円(税抜)
②月額費用 19,800円(税抜) ※初月無料
これ以外にかかるオプションはなく、営業も全くありませんでした。
参考
仮に4月に入会すると、まず217,800円(税込)が必要です。月額費用は初月無料なので、5月以降に21,780円(税込)が毎月自動引き落としとなります。
割引について
割引制度は主に3つあります。
無料カウンセリング時に申込
テックキャンプでは、初めに無料カウンセリングで質問や相談をすることができますが、その時点で申込確約をすると10,000円割引となりました。
(↓振込後に送られてきたメール)
期間限定の可能性もあるので、常に割引があるか定かではありません。
ともだち割
友人と一緒に2人以上で同じ期に申込をすると、10%の割引となります。
ご紹介割との併用はできません。
友人がいない私には関係のない話でした笑。
ご紹介割
受講者からの紹介で申込をすると、5%の割引となります。
ともだち割りとの併用はできません。
知り合いのいない私には関係のない話でした笑。
参考 もし入会を検討中であれば、私からの紹介をさせていただくことも可能です。よければ1番下のフォーマットからご相談ください。
返金制度について
TECH CAMPには、どのコースにも全額返金制度があります。
教養コースの場合、受講開始日から7日以内に運営事務局にメールで連絡をすれば、無条件で全額返金対象となります。
7日学習すれば内容や進め方は掴めますし、スタッフからも返金についての確認が入ります。
心配があっても、一旦申込をしてから検討するということもできますね。
他社との比較
この費用が高いのか安いのかは、得られるスキルや他社との比較になります。
スクールの平均を見ると、3ヶ月で30万円程度になるところが多いようです。
テックキャンプで3ヶ月分を計算すると、割引なしで税込261,360円となるので、相場と同じか少し安いくらいかと思います。
投稿者の体験談 スクールによっては、入会時にあまりかからず月額が5,6万円というタイプもあります。しかし学習時期が伸びると負担が大きくなるので、月額料金が抑えめというのは自分的には助かりました。
テックキャンプ プログラミング教養の学習内容
プログラミング教養で学べる内容は次の通りです。
①Webサービス開発コース
→基礎・応用1・応用2
→オリジナルサービス開発
②AI(人工知能)コース
③Webデザインコース
注意ポイント
2020年5月から、カリキュラム内容が大きく変更となりました。
かかる時間は、私の体験から未経験者を想定して書いています。
それでは、各カリキュラムを詳しく見ていきます。
Webサービス開発(基礎)
基本情報
・内容:HTML・CSS・Ruby・Sinatra
・時間:40〜60時間(2〜4週間)
内容詳細
HTML・CSS・Rubyという、プログラミングに必須の基礎言語をゼロから学んでいきます。
言語の学習だけではなく、ファイルの作り方・データのダウンロード方法など、PCに関わることも基礎から入っているので、未経験者でも十分ついていける内容です。
参考
スクールの中には、実践でよく使われるPython・Rails・C言語などから始めるところもありますが、足し算を飛ばして掛け算から勉強するようなものです。未経験者であれば、足し算引き算にあたる「HTML・CSS」から学んだ方が良いと思います。
ちなみにHTML・CSSのアウトプット課題では、TECH CAMPのトップページを作ります。
学習開始20時間程度でこれが自分で作れると考えると、ちょっとワクワクしませんか?
Webサービス開発(応用1)
基本情報
・内容:Ruby on Rails
・時間:40〜60時間(2〜4週間)
内容詳細
教養の学習内容で最も重要なカリキュラムで、WEBアプリケーションの核であるRailsの学習を行います。
今まで習った知識も用いて、Instagramのような写真投稿アプリケーションを実装していきます。
投稿者の体験談
新しい知識がバンバン出てきて、正直初めは頭パンク状態でした。ただ1周すると「自分が何をやっているか」は分かるので、まずはスピード重視で周回することをおすすめします。
ここまで終了すると「プログラミングとは一体何なのか」という全体像が掴めるようになりますよ。
Webサービス開発(応用2)
基本情報
・内容:Rails実践・Java・Git・SQLなどの学習
・時間:80〜100時間(4週〜)
内容詳細
前半はRailsの知識を用いて、より複雑なWEBアプリ開発(合計3種類)を行います。
応用1に比べ指示される内容が少ないので、自分で手を動かすアウトプット重視のカリキュラムです。
「どうすればうまくいくのか」をひたすら考えて実装するので、かなり実践に近い形になっていきます。
後半では、JavaScript・Git・SQLなど、新たな知識も学びます。
ここまでくると、プログラミング開発に必要な最低限のツールは全て揃うことになりますよ。
オリジナルサービス開発
内容詳細
カリキュラムで決まったWEBアプリを作るのではなく、自分で作りたいアプリを構想し実装します。
「こう作りましょう」という明確なゴールがないため、今までと違う大変さがあります。
これまで通りメンターに質問はできますが、実践を想定した完全アウトプット学習です。
なるべく自分でエラー解決したり、ネットから情報を集める練習をすべきでしょう。
投稿者の体験談
どのようなアプリを開発するかはメンターと色々相談ができ、今までの開発例なども教えててもらえます。どのくらい時間がかかるかは、アプリ次第ですね。
AI(人工知能)コース
基本情報
・内容:Python、データ分析法など
・時間:60〜80時間
内容詳細
学習するには、WEB開発コース応用編までの知識は必要です。
機械学習の基本的な考え方や、それを用いたデータ分析・データ処理までを行います。
練習問題も豊富にあり、Pythonを用いて実装をいくつも行うので非常に力になります。
投稿者の体験談 練習問題の1つに「ポケモンの種族値を分析しよう」というLESSONがあり、テンション上がりました笑。
Webデザインコース
基本情報
・内容:デザイン基礎、Photoshop、Illustratorなど
・時間:40〜60時間
内容詳細
「デザイン」というとセンスのようなイメージがありますが、ロジックとして学べる内容もたくさんあります。
・なぜ作るのか
→作成目的、対象の明確化
・何を使うのか
→色彩・フォント・画像の使い方
・どう表現するか
→Photoshop・Illustratorの技術
主にはこのような内容を学んでいきます。
WEB開発と内容は少し変わりますが、デザイン力はウェブに必須ですし、単純にコース内で勉強できるものなので、是非やっておきましょう。
テックキャンプ プログラミング教養のデメリット
ここまでプログラミング教養をおすすめする形で説明してきましたが、実際に通って感じたデメリット・改善点もお伝えします。
すぐ稼げるようにはならない
エンジニア・プログラマーとして手に職をつけるには、実際にIT関連会社に入り実務経験を積むのが早い道です。
ある程度知識がついたとは言え、すぐに副業や本業として稼ぐレベルにはなりません。
カリキュラム終了後も、個別で小さな案件を受け取ったり、開発の練習を続け相性の良い会社に就職するなどの行動が必要です。
プログラミングの理解やキャリアアップには繋がりますが、一人で稼ぐレベルになるには時間がかかると考えた方がいいでしょう。
学習ゴールが想像しにくい
上と似ていますが、このコースは転職・就職などの明確なゴールが無く、人により学習目的は様々です。
例えば
・エンジニアと働いていて知識を得たい
・学生で社会に出るときの準備をしたい
といった明確な目的があればいいのですが、何となく興味で始めると「これを学んで何に繋がるんだ?」という思考に陥ります。
継続のモチベーションにも関わるので、初めに目的を持っておくことは非常に大切です。
強制力はそこまで強くない
メンターの存在はありますが、あくまで形式は自己学習型です。
毎週決まったカリキュラムがあるわけではないので、当たり前ですが自分自身で学習を進める意思が必要です。
より強い強制環境がほしい人、テキストや講義形式で学習をしたい人にはあまり合っていないと感じます。
メンターの能力に差はある
昔は学生が非常に多かったようですが、今はほとんど社員・IT企業からのインターンのみで構成されていて、教育や指導レベルは安定しています。
ただそれでも、質問に適切に答える力はメンターよると感じました。
教えるのが上手い人は、ただ知識を伝えるだけではなく、学習者が言葉にできていない部分も掴めていると感じます。
よい選手がよい監督になるわけではないのと同じで、教えるのも経験と技術が必要ですね。
テックキャンプ プログラミング教養に向く・向かない人
最後に今までの話を総合して、プログラミング教養コースに向く人・向かない人をまとめてみました。参考にしてみてください。
教養コースに向いている人
- すぐエンジニア転職・就職するつもりがない人
- エンジニア職への理解を深めたい人
- 自身のキャリア・スキルアップをしたい人
- 自分のペースで勉強したい人
- 教室を利用して学習したい人
- プログラミング未経験者の人
教養コースに向かない人
- エンジニア転職を考えている人
- 講師から直接教わりたい人
- 強制力が強い環境で勉強したい人
- Railsをある程度知っている人
テックキャンプ プログラミング教養の申込について
TECH CAMPの申込には、まず無料の説明会に参加する必要があります。
投稿者の体験談
プログラミング学習について・TECH CAMPについて・教養と転職コースの違いなどを詳しく聞くことができ、私個人としては満足でした。スクールに通うべきか、どこで通うべきか迷っている方は一度参加すべきと思います。
もちろん参加したら申込を迫られたり、営業活動されるということもなかったので安心してください。
渋谷校での説明会・体験会を希望される方はこちらから
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