スタディサプリの英語って有名だけど、どんな授業があるの?
今回はこんな悩みを解決します。
今回の記事内容
- 受験用の英語講座一覧
- 各講座のレベルについて
- 各講座の内容について
スタディサプリは気軽に講義が受けられる分、様々な種類・レベルが用意されており、どの講義を受けるべきか悩んでしまいます。
今回は、受験生・高3生用で受講可能な英語講義を全て紹介します。
この記事を読んでいただければ、スタディサプリにどんな講義があり、自分がどの種類・レベルを受ければいいのか明確になりますよ。
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目次
英語講座一覧
受験用の英語講座は、現在12講座で構成されています。
一覧はこちらです。
- 高1・高2・高3 英語超入門
- 高3 スタンダードレベル英語【3分野】
<文法編> <英文解釈編> <読解編> - 高3 ハイレベル英語【3分野】
<文法編> <英文解釈編> <読解編> - 高3 トップレベル英語【3分野】
<文法編> <英文解釈編> <読解編> - 高3 トップ&ハイレベル英語<英作文編>
- 高3 ハイ&スタンダードレベル英語<英単語補充編>
中心は<文法編><英文解釈編><読解編>で、志望校や実力に合わせて各々3レベル用意されています。
その補助として、英語超入門・英作文編・英単語補充編の3授業がさらに用意されているという形です。
内容について
基本的に文法・英文解釈・読解の3分野は、レベルを合わせて全て受けてください。
文法講座
「英文法は自分でやるから大丈夫」という人もいると思いますが、学習が進んだときに文法理解の漏れが目立つ受験生は多くいます。
志望校に合わせて、1つは受けるようにしましょう。
英文解釈講座
文法と単語の知識を活用し、構文把握と和訳の練習を行なっていきます。
そう聞くと「記述のない私立志望には必要ないのでは」と思うかもしれませんが、長文読解へとつなげる大事な要素ですのでこれも必ず受けるようにしてください。
読解講座
内容としては
・一文読解を行う「短文」
・文と文の繋がりを把握する「中文」
・総合的な読解を行う「長文」
と3項目で構成されています。
文の長さや内容を徐々に難しくしていく形で、最終的にはそれぞれの志望校レベルまで到達できるようになっています。
レベルについて
3レベルの到達点は以下の通りです。
- スタンダード:日東駒専など中堅私大・共通テストレベル
- ハイレベル :MARCH/関関同立など上位私大・国公立大レベル
- トップレベル:早慶上智など難関私大・旧帝大レベル
基本的には志望校レベルに合わせて選択をします。
ただ講義を受けて「少し難しいな」と感じるのであれば、1つレベルを下げるのも手です。
<文法・解釈・読解>と3項目全て落とす必要はないですから、まずは1講義を試してみて相性の良いレベルを見つけましょう。
担当講師について
高校生用の英語講義は、2名の先生で担当されています。
関正生先生
担当:文法編、英文解釈編、英語超入門、英単語補充編
肘井学先生
担当:読解編、英作文編
スタサプの英語というと関先生のイメージが強いですが、肘井先生も負けず劣らずの超実力者です。
特に読解編で学ぶ短文や中文の学習は、学校ではなかなか教わらない重要スキルですので、楽しみにしていてください。
スタンダードレベル英語
スタンダード<文法編>
基本情報
・講師:関正生先生
・講数:24講義(60分×24回)
学習内容
「丸暗記英語からの脱却」をテーマに、高校で習う文法内容を全て学習します。
英文法の本質をついた授業で、極力暗記をなくし授業中で理解できるよう解説してくれるので、英語の理解度はグッと上がるでしょう。
共通テストや日東駒専などの中堅私大、医療系学部などを目指すのであれば、このレベルで十分です。
それでも、英文法をゼロから解説する授業ではありませんので注意を。
参考
基礎知識が足りないと感じるのであれば「高1・高2スタンダード英語<文法編>」か「高1・高2ハイレベル英語<文法編>」などを受けてからの方が良いと思います。
スタンダード<英文解釈編>
基本情報
・講師:関正生先生
・講数:8講義(60分×8回)
学習内容
今まで習った英文法と単語の知識を用いて、構文把握・和訳の訓練を行います。
スタンダードレベルは1行程度の短い文を扱っており、単語レベルは共通テスト以下で整っています。
授業構成も英文法の復習に時間をかけて、その後読解へのつなげ方を学ぶ内容なので、読解に苦手意識があるでも十分ついていけるでしょう。
スタンダード<読解編>
基本情報
・講師:肘井学先生
・講数:24講義(60分×24回)
学習内容
構成:1~12講で「短文」、13~18講で「中文」、19~24講で「長文」
構成からもわかる通り、一文読解である短文に時間をかけています。
読解が苦手な人は知識を使いこなせていないことが多いので、これだけ時間をかけてくれるのは非常にありがたいです。
長文がやや少なめなのでプラスで実践演習は必要ですが、共通テストや中堅私大への読解スキルはこれで十分でしょう。
ハイレベルを受けて難しすぎたという人も、ここから入ることでステップアップできるでしょう。
ハイレベル英語
ハイレベル<文法編>
基本情報
・講師:関正生先生
・講数:24講義(60分×24回)
学習内容
初学者でも対応できるレベルから始めつつ、入試問題の解説も多く扱っているため、英文法の受験対策としては中心的な役割の講座です。
「授業中に全てを理解させる」という先生の言葉に嘘はなく、徹底的な復習と演習を重ねれば、最難関大を除いたある程度の大学で対応が可能です。
参考
1つ下の「スタンダードレベル」とは被る内容が多いので、難しいと思うのであれば「高1・高2ハイレベル英語<文法編>」からつなげた方が、より網羅的な学習ができるでしょう。
ハイレベル<英文解釈編>
基本情報
・講師:関正生先生
・講数:8講義(60分×8回)
学習内容
例題は英文法の復習を中心としていますが、演習問題では単語・英文レベルが共通テストレベルを超えています。
複文を中心としたやや長めの文を扱うため、スタンダードと比べてもかなり歯応えがあります。
ただ、予習で全く解けなくても気にする必要はありません。
ハイレベル英文法を受けた人ならばついていける内容ですし、先生の解説を理解した後、徹底的な復習・音読を繰り返せばかなり力になるはずです。
ハイレベル<読解編>
基本情報
・講師:肘井学先生
・講数:24講義(60分×24回)
学習内容
構成:1~9講で「短文」、10~16講で「中文」、17~24講で「長文」
短文では、スタンダードで演習にあった問題が例題となっていて、演習材料は共通テスト以上のものになっています。
また、中文と長文合わせて15講で読解訓練を行なっていくので、量もかなりあります。
MARCHなどの上位私大や国公立大については、この講座で射程圏内に入ると思いますよ。
トップレベル英語
トップレベル<文法編>
基本情報
・講師:関正生先生
・講数:24講義(60分×24回)
学習内容
扱う問題の難易度が上がっており、下の2レベルに比べてもアウトプット量が増えています。
授業内容も細かい分野を含んでくるので、ある程度英語に自信のある人が対象となります。
難関大志望者で、ハイレベル講座が物足りないという人は、是非チャレンジしてください。
トップレベル<英文解釈編>
基本情報
・講師:関先生
・講数:8講義(60分×8回)
学習内容
スタンダード・ハイレベルとは大きく項目が変わっており、英文法の復習要素を削り読解の実践で生かせる内容を多くしています。
授業項目は細かい知識も多く、最後は旧帝大や早慶レベルの英文も登場するので、非常に骨が折れると思います。
英文解釈力は次の長文読解で一番の栄養素となるため、時間がある人はハイレベルと共に練習してもいいでしょう。
トップレベル<読解編>
基本情報
・講師:肘井学先生
・講数:24講義(60分×24回)
学習内容
構成:1~7講で「短文」、9~13講で「中文」、8,14~24講で「長文」
どの項目でも、旧帝大や早慶レベルの題材を中心としており、非常に難易度の高い構成になっています。
「英文解釈まではトップレベルでついてきたが、読解編から厳しくなった」という人も多く出るでしょう。
その場合は無理をせずレベルを下げたり、文法・解釈力を別につけてからでも問題はありません。
メモ これだけの内容量をこなした暁には、相当な英語力がつくことは自信を持って保証します!
その他英語講座
高1・高2・高3 英語超入門
基本情報
・講師:関正生先生
・講数:2講義(60分×2回)
学習内容
英語の勉強のやる気が出ない、なかなか成績が上がらないという人に対しての、関先生からのモチベーションアップ講座です。
テキストも板書もほとんどなく準備も必要ないため、気軽に受けられます。
これから学習を始める人で英語に苦手意識があるならば、ウォーミングアップとして見るようにしましょう。
トップ&ハイレベル<英作文編>
基本情報
・講師:肘井学先生
・講数:7講義(60分×8回)
学習内容
前半3講で和文英訳、後半4講で自由英作文を行います。
英作文の書き方・考え方をインプットする講座ですので、添削等がなくとも十分効果ができます。
最近では国公立だけではなく、私立でも出題が増えてきているため、受験をするならば対策は必須です。
今まで英作文の書き方を教わっていない人にとっては、一気に作文能力をアップできる講座です。
参考
受ける時期は、ハイorトップレベルの読解編が終わってからの方が効果的だと思います。
ハイ&スタンダード<英単語補充編>
基本情報
・講師:関正生先生
・講数:3講義(60分×3回)
学習内容
丸暗記になりがちな単語学習を、言葉の核や文化背景から解説をする講座です。
もちろんこの3講義だけで単語が十分とは行かないですが、より学習を潤滑に進めるための特効薬的な存在ですね。
参考
受ける時期は、各文法講座が終わったからが効果的だと思います。
まとめ:まずは無料で体験してみよう
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
一通り解説はしましたが、どの講義を受けるか決めるのは自分自身です。
スタディサプリでは、無料登録でも各講義の1講目は受けられるようになっています。
テキストも閲覧できますので、講座の雰囲気や内容を自分の目で見て、実際に何を受けるかは判断してくださいね。